東京都府中市府中町2-10-10 多磨ビル 2階
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運営会社:アワーデザイン

Journalジャーナル

この建物に込められた想い – オーナーの声とfuncがつなぐ未来

2025.09.12

オーナーの想い

このプロジェクトは、同じ商店会の会員であるビルオーナーが「部屋が空いている」というお話を商店会の集まりの場でされていたのを耳にしたことから始まりました。

オーナーである淺野ありささんは地域で親しまれてきた元学習塾のビルを「解体・再開発」ではなく、「地域のために活かせないか」と考えていました。

私たちがシェアオフィス・コワーキングスペースの構想をお伝えすると、その想いも何度も聞いてくださり、応援していただいています。

この建物の歩み

ヒアリングを通じて、淺野さんは建物に込められた歴史と想いを語ってくださいました。

この建物が完成したのは1988年(昭和63年)。当時は淺野さんのお父様が代表を務めていた「多磨学院(通称:多磨塾)」の校舎として建てられました。多磨学院の歴史はさらに古く、1959年の創業にまでさかのぼります。

子どもたちや講師・大学生が共に学び、夜まで活気あふれる学び舎でした。

北側の住宅地に配慮して二重サッシを導入したことや、3階を留学生の住居として提供したことなど、地域と共に歩んできたエピソードが数多くあります。

その後、巣立っていった学生が起業して成功したり、入居したテナントが拡大して大きなビルへ移転したりするなど、この建物から多くの人が羽ばたいていったとのことでした。

未来へつなぐために

築35年を超えた今も、鉄筋コンクリート造の堅固な構造は健在。外壁の大規模修繕も完了し、まだまだ地域に貢献できる建物です。
近年の地価高騰により再開発される建物が増えていますが、「もっと地域のために活かしていきたい」と淺野さんは考えています。

現在、1階では小中高生向けの自習室「TSDKids 自習室あみーご」、地下1階では音楽練習室や会議室「TSD音楽練習室(貸会議室)Freunde」を運営中。3階にはダンススタジオが入居し、小さな文化複合施設として新たな役割を担い始めています。

そこに加わる「シェアオフィス func」も、この建物の可能性を広げ、地域の人々と共に新しい価値を生み出す存在になりたいと考えています。