
2026年2月18日(水)、第4回目のMeet-Up!は、手網焙煎珈琲焙煎舎の飯島さんをお迎えして、特別企画「珈琲焙煎舎さんとCoffee Meet-Up!」を開催いたしました。
当日、たくさんの器具やコーヒー豆の入った瓶、写真や資料を持ってきてくださった、飯島さん。コーヒー豆は”実”ではなく、”種“。まずはじめに、この”種”を取り出す段階をこれらの資料を交えながらひとつひとつ解説してくださりました。
私は毎日コーヒーを飲むのですが、コーヒー豆がどんな土地で育ち、どのように収穫され、日本へと運ばれてくるのか。よくよく考えると、知らないことばかりでした。豆の種類や農園にもよりますが、飯島さんが実際に訪れた農園は、機械や車が入っていけないような山の中。馬と人の力で採取した豆を運び、開かれた場所で豆を乾燥させ、丁寧に選別していく姿、農園の環境や、現地の生産者さんたちの想いについて、飯島さんが熱く語ってくださいました。いつものコーヒーが、遠い国の風土や人の営みとつながっている存在なのだと、あらためて実感しました。
そしていよいよ、コーヒーのテイスティングタイム。今回は、同じ豆で煎り方を変えるとどんな変化があるのか、浅煎りと深煎り、それぞれ焙煎したての豆をご用意くださいました。まず驚いたのは香りの違い。同じ豆の余韻はあるものの、浅煎りは華やかに広がるフルーティな香り、深煎りは香ばしく濃厚な香り。その場でそれぞれの豆を同じ条件で淹れてくださり、飲んでみると、まるで違う豆のように感じられ、焙煎の力と豆の個性の奥深さを体感しました。



そして最後に淹れてくださったのが、新しいブレンド「COFFEE2050」。気候変動の影響により、2050年までにコーヒー栽培に適した土地のおよそ半分が失われると予測されている、いわゆる「コーヒー2050年問題」。そんな現実に飯島さんが向き合って生まれたブレンドです。
この一杯には、「このコーヒーはどこから来て、どんな未来につながっているのか?」と、そっと問いかけるメッセージが込められています。毎日の何気ない一杯が、世界の農園や環境問題、そして未来への選択とつながっている。そこには、飯島さんのコーヒーへのまっすぐな想いと、お客さまへのやさしさがにじんでいました。味わいもほっこり、毎日飲みたくなる味でした。 コーヒーを味わいながら、コーヒー農園の人々や地球のこれからに思いを馳せる。そんな、深くあたたかくて少しだけ背筋が伸びるようなひとときとなりました。飯島さん、村井さん、ありがとうございました!